ポストクロッシングに登録したら、最初の1通を書いて送ってみましょう。
海外に初めてポストカードを送るのはドキドキしますよね。
この記事では、実際の画像を使って、初心者にも分かりやすい「ポストカードの送り方」について説明します。
ポストクロッシングに登録がまだの人、ポストカードIDを引いていない人は、こちらの記事を参考にしてください。
ポストカードを送る準備
ポストカードを送るために必要なもの
- ポストカード
- 100円分の切手(※2024年2月時点)
- エアメールシール(※郵便局でもらえます)
- 油性ボールペンなど
以上です。
ポストカードはあらかじめ用意してもいいですし、相手のプロフィール欄を見てから買いにいく人もいます。
あらかじめ用意する場合は、日本の観光地や風景、人気のあるイラストなどのポストカードがおすすめ。
ポストクロッシングを楽しむ世界中の人たちは、相手の国の観光地や文化について知りたい人が多いからです。
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次に切手について。
海外にポストカードを送るためには100円分の切手が必要です。(※2024年時点。2023年10月に料金が改定されました。)
切手には普通切手と、特殊切手があります。
特殊切手は人気のキャラクターや地域の風景などが描かれた特別な切手で、売り切れ次第終了です。
参考:切手 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)
100円ぴったりにする場合
- 100円切手
- 84円の特殊切手+10円+5円+1円
- 63円の特殊切手+20円+10円+5円+2円(切手だらけになるのでオススメしません)
特殊切手をつかいつつ、枚数を少なくしたい場合
- 84円の特殊切手+ 20円切手
- 63円の特殊切手+ 20円切手×2枚
- 63円の特殊切手+ 50円切手
などの組み合わせができます。
郵便局で切手を買うときに、一緒に「エアメールシールを1シートください」と伝えましょう。
これは郵便局で無料で貰えます。置いてない郵便局もあったり、「1枚だけ」の場合もありますのでご留意ください。
海外に郵便を出す場合、青か黒のペンで「AIR MAIL」と書く必要があります。郵便局でもらえるエアメールシールを貼ってもいいですし、自分で書いてもOKです。
ペンは油性ボールペンか耐水性のペンがオススメです。水性ペンで文字を書くと、海外に送られている間に水に濡れてしまう可能性があります。
ポストカードを書く①必須事項の記入
「Send a postcard」を選び、ポストカードIDを引いて、ポストカードを選んだら、さっそく書いていきましょう。
ポストクロッシングのポストカードは、必ず次のことを守ってください。
- POST CARD(郵便はがき)の表記
- 100円分の切手
- 相手の住所
- AIR MAIL の表記(シールでもOK)
- ポストカードID(JP-数字)を書く
- アメリカあての場合、右下に縦1cm×横12cmの欄をつくる
ポストクロッシングでは、自分の住所は書かなくても大丈夫です(後述)。
ポストカードのルールでは、右側(縦書きの場合は上側)に切手や郵送先の住所を書きます。
あて名の書き方|海外グリーティングカード|国際郵便 – 日本郵便 (japanpost.jp)
ポストカードを記入していくのに、オススメの順序はこちら↓
相手の住所がアメリカ合衆国だった場合、ポストカード(宛名面)の右下に縦1cm×横12cmの空欄をつくっておきましょう。
アメリカの郵便局では、ポストカードに機械でバーコードを印字します。
バーコード自体の大きさは縦0.5cm横7cmほど。バーコードの印字のために、余裕のある空欄を作っておきましょう。私は、ここにシールやマステを貼らないようにしています。
※宛名面に印字できなかった場合、ポストカードの絵柄面に印字されることもあります。
ポストカードにもともと絵柄や文字が入っていて真っ白な空欄が作れなくても、気にしなくて大丈夫です。アメリカから送られたポストカードにはバーコードと文字が重なっていました。きちんと、私のところに届きましたよ。
その他の国へ送る場合は、空欄をつくらずに、そのまま進んでください↓
100円分(※2024年2月時点)の切手を先に貼ります。POST CARD に被らないように注意
切手を先に貼る理由:先に相手の住所を書くと、切手を貼り付ける場所が無くなってしまうからです。切手を貼る→住所を書く順がオススメです。
相手の名前、住所を書いていきます。最後の国名は大文字で。
郵送先の住所を書くのが難しい場合は、「PRINT ADDRESS」を押すと印刷できます。
青か黒のペンでAIR MAILと書くか、エアメールシールを貼り付けます。
左側(縦書きの場合は下側)の通信欄に、あなたが引いたポストカードIDを書きます。
ポストカードIDが消えてしまったり、読めなくなってしまった場合の保険です。2か所書くことによって、相手にもポストカードIDの数字が伝わりやすいです。
ポストカードIDを書く場所は、左上と左下などにして、離して書きましょう。
ここまでがポストクロッシングでポストカードを送る必須事項です。
次は、通信欄に自由に書いていきましょう!
ポストカードを書く②通信欄に書く
「通信欄に自由に書いていきましょう!」と言われても、最初はどう書けばいいのか悩みますよね。
文面の一例を紹介します。
Dear John,
I’m Hanako. I live in Kyoto, Japan.
This postcard is a photo of Kiyomizu-dera Temple. The cherry blossoms and Kiyomizu-dera Temple are very beautiful in spring.
Best regards, Hanako
Johnへ、
花子です。私は日本の京都に住んでいます。
このポストカードは清水寺の写真です。春は桜と清水寺がとても美しいです。
敬具、花子
- Dear (相手の名前),
- Hello (相手の名前),
- Hi (相手の名前),
最初に挨拶をします。相手の名前の後はカンマ(,)を入れます。
私はよく「Dear (相手の名前)」と書いています。
自己紹介をします。
- I’m (自分の名前). I live in (都道府県名), Japan.
- My name is(自分の名前). I live in (都道府県名), Japan.
など。
私は「I’m (自分の名前). I live in (都道府県名), Japan.」 と書いています。
海外からもらったポストカードには、Many greetings from (送り主の名前)from(地名).と書かれていることも。
何を書いたらいいか迷った時は、相手の自己紹介文を読んでみましょう。
「あなたの地域の食べ物を教えて」「ポストカードを選んだ理由を書いて」などのリクエストがあれば、それについて書くと相手もきっと嬉しく思うでしょう。
特に書くことが思いつかなかった場合、私はこんなことを書いています。
- ポストカードの絵柄の説明
- このポストカードを選んだ理由
- 日本の食べ物
- 住んでいる場所について(観光地など)
などの話題を書いています。
- This post card is a photo of ~. これは~の写真のポストカードです。
- In Japan, we eat zoni on New Year’s Day. 日本ではお正月にお雑煮を食べます。
最後にもう一度挨拶を書きます。
有名なのは”Happy Postcrossing!” ですね。
- Happy Postcrossing! ハッピーなポストクロッシングを!
- All my best, ごきげんよう
(自分の名前) - Best regards, 敬意をこめて/敬具
(自分の名前)
など。
ドイツからいただいたポストカードには、
「I wish you always a good time with many magical moments. Kind regards,○○」
(魔法のような瞬間がたくさんあり、いつも楽しい時間を過ごせることを願っています。思いやりと敬意をこめて,○○)
と書かれていました。とても素敵な言葉だったので、私も使いたいと思っています!
あなたの参考になりますように…!
ポストカードを書く③おまけ
必須ではありませんが、他にも書いておくといいことを紹介します。
- ポストカードを記入した日付
- その日の天気や気温
日付
日付の書き方は、アメリカ式(月/日/年)とイギリス式(日/月/年)があります。
間の記号は、スラッシュ(/)、カンマ(,)、ハイフン(-)のどれでもOK。
2024年4月10日だったら、
アメリカ式:4/10/’24や4/10/2024、April,10,2024など。
イギリス式:10/4/’24や10/4/2024、10,April,2024など。
受け取った国によって日付の方式がちがうので、月名は英語で(例:April)書いています。
ちなみにもらったポストカードでは、アメリカではアメリカ式、インドからはイギリス式で日付が書かれていました。
天気と気温
あとはその日の天気(晴れ・曇り・雨・雪)や最高気温です。
気温は摂氏(℃)と華氏(℉)の両方を書いています。アメリカでは華氏(℉)を使っています。
Googleで「気温 摂氏華氏」と検索すると、かんたんに変換できますよ。
ポストカードの画像を登録する
ポストクロッシングでは、もらったポストカードの画像を載せられます。
画像の登録方法は、ポストカードID → VIEW PHOTOをクリック。
送る人ともらう人では、ポストカードの画像の登録期間が違いますので、ご注意ください。
画像の登録期間 | |
---|---|
送る人 | ポストカードIDを引いてから、ポストカードIDが相手に登録されるまで |
もらった人 | ポストカードIDを登録してから |
1つのポストカードIDで載せられる画像は1枚のみ。
送る側がポストカード画像を登録していても、もらった人がさらに画像を登録すると、その時点で上書きされます。
もらった人がポストカード画像を登録するルールはありません。登録するかはポストカードをもらった人の自由です。
あなたがポストカードを出す前に、ぜひ記録として画像をスキャンして登録しておきましょう。
毎回登録しておけば、あなたのWALLに送ったポストカードの絵柄がずらっと並んでいきますよ♪
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自分の住所は書かなくてもよい
ポストクロッシングでは、自分の住所は書かなくても大丈夫です。
通常のポストクロッシングのやりとりでは、届いたポストカードに返事を出す必要はありません。
ポストカードを受け取った人は、ポストカードIDを登録し、その時にメッセージを送るだけでいいのです。
私は自分の住所を書いていません。私に届いたポストカードにも、相手の住所は書かれていませんでした。
自分の住所を書く時のメリットデメリットをまとめました↓
メリット | デメリット |
---|---|
相手に届かなかったとき、自分にポストカードが返ってくる可能性が高い 相手からの返信があるかも? | 自分の住所をインターネットに載せられる可能性がある |
ポストクロッシングでは、ときどきポストカードが迷子になります。
送ったポストカードが届かない。それを防ぐために、リターンアドレス(自分の住所)を書いている人もいます。
デメリットは、相手が通信欄をインターネットにUPする可能性があること。
ポストクロッシングはハガキの表面(絵柄)を登録します。ですが、SNSで裏面(住所やメッセージなど)を載せている人もいます。そのときに住所が映り込んでいた…という話もあります。
そのデメリットを考えて、私は自分の住所は書いていません…。
デメリットもあればメリットもありますので、自分の住所を書くかは、ご自身でご判断ください◎
ポストカードを出す前にチェック
さあ、ポストカードが完成しました!
今すぐにでも出しに行きたいですよね。その前に、もう一度ポストカードをチェックしましょう!
- POST CARD(郵便はがき)の表記
- 100円分の切手
- 相手の住所
- AIR MAIL の表記(シールでもOK)
- ポストカードID(JP-数字)を書く
これらのことが書かれていますか?
ポストカードIDの書き忘れはよくある失敗です。
無事に全部チェックできましたら、郵便局や郵便ポストに出しましょう。無事に届きますように♪
以上、「ポストクロッシングの始め方②ポストカードを送る」について、お伝えいたしました。
ポストカードが届くまで平均14日程度(早くて8日~国によっては1ヶ月)かかります。
その間に、あなたにポストカードを送ってくれる人へ向けて、大事な設定をしておきましょう。
「ポストクロッシングの始め方③プロフィールの設定」でご説明します。
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